コサメビタキの巣作り - 同行二人
2025/05/06 (Tue) 17:17:14
昨日、盆地の南東にある峠越え林道に行ったのですが、標高830メートルほどの地点に道をはさんで行ったり来たりするコサメビタキが何羽かいました。
見ていると、枯れ木の多い林と広葉樹の林の間を飛んで頻繁に往復していて、さえずりもせずひたすら急いでいるという感じです。
コサメビタキの巣作り - 同行二人
2025/05/06 (Tue) 17:21:07
家に帰って写真のアップをよく見ると、くちばしや頭のところにクモの糸が絡みついていました。
コサメビタキの巣は、地面にあるコケなどの蘚苔類で作り、外側に樹木に付くウメノキゴケなどの地衣類を貼り付けて木のこぶに見えるように巧みにカモフラージュするそうですが、その際クモの糸を接着剤のように使っているようです。
そうか、枯れ木でクモの巣から糸をとって、広葉樹の林で巣作り作業に忙しかったんだなと得心しました。
そう言えばここにはサンショウクイも来てウロウロしていたので、同じような巣を作る仲間は同じような場所に集まるんだなあと思いました。